2010年11月20日

東京理科大学文化祭とMake Meeting

今日は忙しかったなぁ。夕方まで東京理科大の
文化祭で毎年行われているニソコンミニに参加
TINYWAVEとBIOLOID GPでダブルエントリーしたんだけど
最後の種目のランブル時点で操縦者は私だけでしたので、
若干BIOLOID GPが点数で若干TINYWAVEをリードしていたし、
BIOLOID GPのフィールドテストもかねていたので
BIOLID GPを最終種目に、TINYWAVEは棄権にしました。
15分歩きっぱなしでもバッテリーが持ちました。
よいテストになりました。

今回は1年半に渡る試作品テスト、
そして半年にわたる映画「ブラックリスター」の撮影で
疲れた赤色のTINYWAVEに対しては苦渋の判断です。

尚赤色のTINYWAVEは試作のままサーボモーターを
まだ一個も交換していません。
現在のTINYWEはTINYWAVE-Fに進化しています。
今年のIRC(インターナショナルロボットコンテスト)2010優勝、
日本のROBO-ONEライトクラス二連覇達成しています。
TINYWAVE-Fは5m走行も10秒を軽くきる事ができる
競技性の高いロボットです。

BIOLOIDシリーズやDYNAMIXELサーボは弊社も販売しています。
BIOLOIDは私が設計したDYNAMIZER2の樹脂構造に似ているのですが、
様々なロボットを組み立てられ
海外では学校教育に広く取り入れられている教育用ロボットです。

DYNAMIZERシリーズのMEGA DYNAMIZERから
ROBOTISサーボの扱いの知見を重ね、
韓国のROBOLIFE社の全さんとチェさん、李さんと
そして私とにによる
C言語を意識することなく
小学生から扱えるモーションクリエーターを
磨けあげました。TINYWAVWEはその一部で
MOTIONCREATORは誰でも二足歩行ロボットや
サービスロボットなど多様なロボットを
自ら開発し扱えるようになるソリューションです。
そのような技術を弊社は持っています。

BIOLOID GPは素晴らしいロボットです。
もう6年か5年前に出会った
ROOBOTISの金社長、河副社長と出会った事は忘れません。
ROBOLIFEの全社長とも第4回ROBO-ONEで会いました。
ROBO3の金社長も同じです。
すべての人の目が輝いていました。
今月訪韓して彼らの勢いは更に増しています。
韓国のRT戦略のダイナミズムは本物だと実感しました。

システム教育、マンツーマン教育、
サポートもに可能ですので
一度お問い合わせください。
明日もMake Meetingのマテリアライズブースでお待ちしています。

あすはマテリアライズのブースでは
BIOLOID GPの展示はしませんと書きましたが
やはりしてしまいました。
MAKEのスピリッツは物づくりと技術やのカップリングだと
長男から聞きました。
BIOLOID PREMIUM KITとそのカスタマイズパーツの製作の
展示と発展性に関する話などをします。

デザイナー系の人に来てほしいです。
ロボットは思ったほど難しくないですよ。

posted by (C)DYNAMIZER

レムさんの記事

  

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2010年05月23日

ROBO-ONE ファスティバルで 東京海洋大学が優勝、TINYWAVE二連覇達成

2010年5月22日に川崎の産業振興会館で
開催されました、ROBO-ONE フェスティバルの
ROBO-ONE LIGHT クラスAで東京海洋大学の
大学院と学部ロボットサークルでTINYWAVEを
採用し研究・運営している
TINYWAVE(デイープブルー色)が優勝しました。
前回大会では韓国の大学生チームのフルーツ(エメラルドブルー色)に続き、
TINYWAVEが二連覇達成です。

初戦時はスギウラブラザーズの
マナブが設定したジャイロゲインが強く
前歩行が若干危なっかしかったのですが、
ジャイロの入り切りはコントローラで可能なので
途中でジャイロをOFFしたそうです。

マナブは大会中に控え室でプログラムをし続け
ジャイロゲインを修正したり
歩行や攻撃モーションを調整しなんとか、
強豪で常連の、磯子工業高校になんとか勝つことが出来ました。

私もこの大会に出たのですが、一回戦で
磯子工業に負けてしまいました。

結果的に息子がリベンジしてくれたような
感じになってしまいました。
私は韓国インチョン市で行われた世界ロボット大戦から
帰ったばかりで、今回のLIGHT大会は
学生が優勝したら良いなと思っていたので、
あまり勝ち負けは意識していませんでした。

磯子工業高校はパイロットの操縦やメンテナンス・集中力が
立派で、先生のご指導も素晴らしいです。
彼と戦っていて、昔タクミとスパーリングしていた頃を
思い出して楽しかったです。タクミは今筑波にいます。

結果的にTINYWAVEが二連覇し出来すぎな感じですが、
どの試合も勝敗は本当に僅差で
試合展開に目が離せせられませんでした。
KHR-3は本当に強く良いロボットだと思います。

弊社が販売しておりますTINYWAVEは学生でも運用しやすいような
現場で即時開発可能な可能なGUI開発環境が搭載されています。
ホビーだけでなく科学技術振興機構にも採用されています。

弊社TINYWAVE HP

これからがたのしみなとりお  
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2010年04月01日

芸術とロボット技術との融合

光が与える風景今は韓国に帰ってしまいましたが、
武蔵野美術大学の大学院にいた頃の
韓国の芸術家金εキムミンジョンさんの作品
「光が与える風景」です。

ある春の日、たくさんの光を浴びる校庭の
桜が、歩く私をとらえた。・・・・・・・
金属工芸分野の作品としては異色であるが、
さなぎから蝶々に生まれ変わる様を動き
と光で表現した叙情的な作品である。


ROBOLIFEの技術が使われています。  
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2010年03月31日

OLLO

日本人の知らない、
世界的に有名になっているROBOTISの
教育用ロボット「OLLO}です。

ハングル


英語
  
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BIOLOID PREMIUM KIT記事

私はROBOCONMAGAGINEにBIOLOID PREMIUM KITの記事を書き始めました。
連載は2回です。よろしくお願いします。

BIOLOIDのCM(PREMIUM Kitではないけど、よく判ると思うので)


新バランスセンサー(3軸傾斜)のサーフボードデモ、ボードを傾斜させている
アクチュエータもDYNAMIXELなのに注目、クールだ。
  
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ロボットの多様性

最近、倒立振子ロボットの教育ロボットが目立ちます。
同じ目的でも、国、地域、ツールが変わると
変わりますよね。ここがロボット教育には重要だと思っています。

伝助の松井さんにバトル以外のことの大切さを教わりました。
かなり低価格で、伝説のROBO-ONEぼやきロボット
伝助の松井さん
がかなり低価格で簡単なメソッドで
既に5年以上前に実現されています。

松井さんのロボットはROBO-ONEでも印象に残る
伝説のぼやきロボットで、私が最も尊敬する
ROBO-ONEファイター、そして開発者です。

弊社の研究、開発、教育用ロボット「ROBOLIFE」でも
定型化していませんが、学校で、様々な形態の
倒立ロボットを学生自らが開発し、評価を受けています。
以下はその実例です。倒立振子は
もう何年も前から
研究してます。問題は市販に繋がるかですね・・・
各国で各学校で開発の模擬コンペを試験しましたが
私の軍配では今回は、東京工業大学附属科学技術高校の
優勝だと思います。

これが松井さんの倒立振子です。恐らく超低価格で実現した初めての実験教材。


これは、ROBO-ONEでおなじみの私の親友でビジネスパートナージョン(全)さんの
生徒作品の倒立振子



これは私が老体に鞭を売って、完璧な静止をしているSMD倒立振子、教育プログラムの基本ロボット。


これは、私たち大人が完敗した、東京工業大学附属科学技術高校の卒論作品。脱帽。



  
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2009年08月27日

かわロボに弊社 杉浦機械設計事務所がロボット加工技術支援企業として展示

かわロボに杉浦機械設計事務所がロボット加工技術支援企業として
弊社のROBOT技術の展示を行いました。
弊社のロボットコンテスト向けの
受託3次元加工サービスの歴史は古く
既に10年になります。
今回は、かわロボなので、私は逆に知能機械としての部分
例えば、弊社のロボット開発プラットフォームROBOLIFEを中心とし、
C言語を用いたロボット制御開発学習ソフトCODEWIZARDのソフトウエアによる
制御関係を展示しました。CODEWIZARDは小学生高学年からの教育から
ロボット開発者までフォローする総合プラットフォームです。

現在、既に独立行政法人産業技術振興機構、慶応大学大学院、
東京工業大学付属科学技術高校、情報処理推進機構
未踏ユースの研究者などにも採用されております。
エディケーションレベルで留まらない本物の通信、
パワーなど私達が思い描ける最大の
機能アーキティクチャーを詰め込んでいます。

名古屋TVで紹介された「番犬」、ROBOLIFEのオプションの大容量
DCモータドライバーを用いた「誰でも出来ちゃうレスキュー」などを展示しました。

私と韓国の親友全さんとのコラボで開発したTINYWAVEの実演、
操縦体験デモも逐次行いました。
TINYWAVEを操縦してくれた沢山のお子様やお父さんありがとうございました。

見学者のお子様、親御さん、ジャーナリスト、諸先生方からTINYWAVEが
どうしてこのようにスムーズでタフに動けるのかとの質問を多く受けました。
これはどう答えて良いか窮しました。ロボットの技術は
オペラのように総合技術だからです。

端的に言うとROBO-ONEのトップレベルのヒューマノイドの技術者だから
出来ているのだと思います。
この制御技術は韓国のチャンピオンの全さん、
そして、MEGA以降のDYNAMIZERの基盤になっています。

土曜日の朝はエントリーや審査でごったがえしていた試合が始まり、ようやくTINYWAVEなどの展示を始める弊社製のクローラー探検ロボでカレーライスをテイクアウトさすが川崎産業振興会館カレーライスとおつりをのせてもらう



無事カレー到着、展示はこんな感じTINYWAVEの動きには蒲田のケーブルTVもびっくりTINYWAVEの体験操縦は子供達に人気があったRO-BOTICAのMireiaがバルセロナから合いに来た  
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2009年08月21日

川崎市の小学校で出前授業

話は前後しますが、7月のROBO-ONEサッカーの直前に
川崎市の小学校で2時間の出前授業をしました。
Dynamizerの実演などを交えながら
ロボットの意義やロボット三原則などを判りやすく
説明しました。中盤はTINYWAVEや教育ロボットを
利用した、探検ロボットや番犬などの
体験操縦をしてもらいました。
TINYWAVEは全員に操縦してもらい
サッカーを楽しみました。
締めの部分は、お子さんがデザイナーになり
ロボットのアイディアスケッチをしてもらい、
私が総評するという形にしました。
お子さんのスケッチはどれもアイディアが豊富で
今実用化されても良いロボットなどもありました。
スケッチは報告のまとめの為まだ私の手元にはありませんが、
手元に来たら、ブログでも公開していきたいと思います。

生徒さんは50人くらい集まったかな皆良い子だ、受けもよく熱心に講義を聴いてくれているDYNAMIZERのショーやTINYWAVEの体験操縦(サッカー)を行う締めくくりは、ロボットのデザイン大会、みなアイデアが凄かった  
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2009年05月13日

最近の活動(1)名テレ「バグルー!!」に出演

名テレのかなり面白い番組、
バグルー!!に出演しました。
これまで開発してきた2足歩行ロボットの
ダイナマイザーのみならず、
ロボットがいったい、何処が役に立つのか、
何処が表現できるのかを説いた作品になっています。
取材はスムーズでした。
例えバラエティ的でもそれでも少しだけでも、近未来を
想像できるような、気持ちになる番組に出来上がっていました。
天才ロボット家族とはおおげさだろう田中貴子がお出迎え番犬ロボが庭を巡回中番犬ロボットが来客のディレクターを発見





おうちに案内するから・・玄関エントランスを通り家まで案内実はスギウラファミリーのニューカマー名前は「番犬ロボ」だ段差の乗り越えもかなりのもの





玄関でお茶菓子ロボがお出迎えディレクターにお茶菓子でおもてなしMEGADYNAMAIZERがディレクターにお茶を出すいつになく機嫌が良いメガダイナマイザー





いまや伝説となった2足歩行ロボットによる釣り対決見事ブルーギルを吊り上げたのはDYNAMIZER2レトロのスキーも紹介されたレトロのアップ、いつもながらなかなかしぶい





みんなでバグルー大生もバグルー  
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2008年10月14日

第14回ROBO-ONEでも学生チームの健闘が光る

今回も学生チームの健闘が見られましたね。

嬉しかったのは、フアンでもあり友人でもあり、
見守ってきた保護者のようでもあり、
時にはあぶなっかしくもあり、今後ライバルになるような気もする。
飛騨神岡高校の健闘ですね。彼らは予算も少ない中
いつも真摯にROBO-ONEに取り組んでいます。
最優秀学校賞受賞したのはさすがです。

九州共立大学や、東京電機大学、芝浦工大、法政大、千葉工業大学
大同工業大学(アリスはインパクト大)皆さんもはや常連の粋ですね。
栃木県産業技術大、桐蔭(ちょっと今回トラぶりましたねいつでも相談してくれ)、
ユウタにも関わりのある電気通信大学の予選突破は嬉しかったです。
ロボメカ工房には何度か私は訪問した事があります。
最近出てこないけど、けんじ達もROBOCUPで頑張っているみたいで嬉しいです。

全ての参加学校を書ききれていないかもしれませんが、
俺を忘れるなという学校がいたら随時加筆させて頂きます(陳謝)。

ROBO-ONEの常連韓国チーム、インドからの参加も忘れられないです。
遠路はるばる、この円高で苦労したと思います。

学校参加の場合諸先生は情熱を持ちながらも
大変な苦労をされていると思います。

学生さん達は、技術面では議論を重ね研究しながら
更に経営(マネージメント)やビジネスモデルの構築、
時には帝王学のような事まで学ばねばなりません。

私が願うの事なのです、学生の皆さんは勝った負けたや予選の順位だけに
拘るのではなく大会毎にチャレンジする技術面や
芸術面でもなんでもいいですので、学生らしい勉強の習得に
繋がるような、少なくとも1テーマだけでも決めて取り組んだほうが良いと思います(ほとんどの学校は既に実践されていますのが幸いです)。

大会終了後は、何が学べたかをきちんと確認しレポートを作成して
後輩に資源を残しましょう。歴史を積み上げていくのです。

いつも物足りないのは、せっかく海外から来ている人々が
はるばるいらしてくれているのだから。
学生チームはもっと積極的にコミュニケーションしたほうがいいです。
世界を知る事は、絶対に勉強になります。
私たちは韓国や中国や台湾に招待されてきました。
GP選手の多くが交流を重ねてきました。
海外では私たち日本のチームは、本当によくしてくれています。
昨日エクアドル報告会であったように、菅原さんや網野さんも歓迎されていましたね。

またROBO-ONEに参加されている方々には、一流の大人のエンジニアの方々も
多く、皆さん予選出場の直前であっても、
惜しげもなく技術に対する議論に付き合い、カンファレンスや、
自らのHPなどで公開していますので質問してみてください。
ROBO-ONEという大会参加を通じ、学校の仲間や自らのスキルアップに
繋がれば、予選落ちしても輝く宝石が心の中に残るでしょうし、
社会も必ず君たちの事を評価するでしょう。

寝る間もおしんで、ひたすらROBO-ONEに挑んだ学生の皆さん。
指導に当たりました先生の皆様お疲れ様でした。

杉浦(父)  
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